夏の木っ端グレ釣り


グレは関東では、メジナともいいますが、この時期、夏の木っ端グレ釣りが面白いです。

木っ端の数釣りをバカにする人も中にはいますが、木っ端グレを釣るのも立派な数稽古です。

大型のグレをゲットしたければ、その前に小型の木っ端のフカセ釣りが上手くなるのがやはり近道だと思いますね。

グレは、口太にしろ尾長にしろつり方は基本的に同じ。フカセ釣りの仕掛けでつります。

それでは、グレ釣りについてもう少し詳しく見ていきましょう。


1.仕掛け

ウキは円錐ウキでいいです。ただし、オモリ負荷は0のものでウキ止めは付けずに道糸とハリスは直結してカラマン棒でウキの落下を防ぐだけでハリスにオモリは打ってはいけません。
ラインを張り気味にしていれば、グレがかかるとラインがピッと走って竿の先まで確かなアタリが伝わってきますよ。
ハリスは太くても1.5号ぐらいまでがいいですね。 

2段ウキでないとアタリが出ないようなら、グレエースと釣研の飛ばしナナメなど、小型棒ウキの組み合わせで釣ればいいです。
特段自分で作らなくても、釣具店に行けばたくさん売ってますから大丈夫です。

この時期のグレ針は、4号から5号ぐらいまでで小さめがいいですよ。

基本となる仕掛けは、「ウキ釣り仕掛けハンドブック」などが参考になります。

2.餌

餌は青イソメでいいと思いますが、食いつきをよくするにはなんと言っても撒き餌と付け餌の同調が大切です。
潮の流れをよく考えてグレが餌を喰うと思われる深さで撒き餌の中に付け餌が入り込むようにしましょう。
その場合、単にウキめがけて撒き餌をしても、潮の流れによっては同調せずに離れてしまうことがよくありますので注意して下さい。

もし、捕食行動でなく2ヒロぐらいまでしかグレが浮いてこない場合、青イソメよりも
ジャリメ(日本ゴカイ)の方が食い込みはずっと良いはずなので餌を変えてみましょう。
それでも今いちなら、小粒のオキアミの頭としっぽを取って小さめに針に付けるのが食い込みとしては一番です。


3.深さ

この時期(6月~7月)の波止のグレは、2ヒロよりもっと浅い方が食い込みはいいですね。ウキ下は半ピロ(矢引)ぐらいが一番いいと思います。偏光グラスで見ると、グレは水面まで一瞬のうちに湧き上がって撒き餌を食い荒らし、一瞬のうちに見えなくなるという捕食動作を繰り返すことが良くあります。
もし捕食行動をしていたら、まず半ピロぐらいの仕掛けを遠投してウキに直接2杯ぐらい撒き餌をかぶせるとほぼ百発百中で針がかりしますよ。

4.おいしい食べ方

夏のグレはくさいとか、まずいとか言う人がいますが、私はおいしいと思いますよ。マダイやチヌより好きかも。^^
夏が旬のグレは、30cmほどの尾長であれば刺身、口太でしたら脂があまりないので、ムニエルやフライにしてタルタルソースなどで食べると、たまらなくなるほどおいしいですよ。
ただ腹ワタをつぶすとすぐに身に臭みがつきますから、捌くときは腹ワタをつぶさないように慎重に捌きましょう。
夏のグレだけでなく、冬の口太も刺身、煮付け、塩焼きなどでおいしくいただけます。
釣ったあとはしっかり血抜きして、氷締めにして持ち帰れば、よりいっそうおいしくなりますよ。


グレは、釣っているポイントが補食活動に適した場所か、潮の流れ、仕掛けの流し方、棚取り、こませワーク等いろいろ考えてつれば大きな釣果が得られます。

夏の木っ端グレ釣り。大いに燃えましょう!